それぞれの気

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それぞれの気

2024/02/12

2月4日から立春。

 

寒いですが、春の訪れです。

 

 

毎日夜寝る前に子どもたちに鍼をして

直接身体の声を聴いて。

 

人の数だけ気の動きがあって

 

人の数だけ治り方がある。

 

今までたくさんの治し方を学んで

例えば

気が余っているところ

緊張が強いところは

「瀉法」といって引き算のような治療。

 

気が少ないところ。

緩みすぎているところは

「補法」といって足し算の治療。

 

 

原則はこの治療法で

全身のバランスがとれるようにします。

 

 

面白いのが

人によって

 

こんなニュアンスで瀉法してとか

このスピードでやってとか

今はまだここを補うのはやめてとか

 

その人にしかない声がある。

 

 

子どもたちに治療するとき

どうしても

こうなったら治るという

「正攻法」に当てはめようとしてしまう自分が出てくる。

 

 

この時は必ず気の反発が起きて

気の動きが不自然になる。

 

 

 

ひたすら待つ。

その人がどうありたいのか。

 

治療家が治すのではなく

どう治したいのか

その声にひたすらついていく。

 

 

その声に導かれて

ずっとついていくと

必ず美しい空間が出てくる。

 

 

そこに触れると

とにかく気持ちがいい。

 

 

あとはその美しさ、輝きを観ながら

その人にしかないものが

出てくるように鍼をする。

 

 

その人の中心が

光っている状態でお帰り頂く。

 

 

その光に触れて

周りの人も気持ちよくなって。

 

 

 

みんながいい気持ちになったら

毎日ご機嫌で

緩んで

許せて

笑顔になって

眉間のシワも減って。

 

 

眉間のシワが減ったら

争いも減って。

 

 

 

春は発陳(はっちん)。

古きを捨てる季節。

 

今まで学んできたこと。

常識。当たり前。

 

一旦そばに置いて

純粋にどうありたいかを感じたい。

 

 

 

この春からの鍼。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。