月と人

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月と人

2022/09/14

二十四節季では、

9月8日からは「白露」。

 

草木に朝露が宿る時期です。

 

気温も少しずつ下がり、

秋が近づいてきましたね。

 

夏の間に運動不足・発散不足だと

身体に熱をこもらせたまま

秋を迎えることになります。

 

 

そして9月10日は

中秋の名月。

きれいな満月。

 

 

今回は月と人は繋がっているお話。

 

 

鍼灸師のバイブル本「黄帝内経」

 

月郭満、則血氣實、肌肉堅。

月郭空、則肌肉減、経絡虚、衛氣去、形獨居。

 

簡単に言うと

 

満月の日は、エネルギーが旺盛になり

身体の抵抗力・免疫力も大きくなる。

 

新月の日は、休憩に入るので

免疫力も落ちますよーってことです。

逆にリラックスにはもってこいです。

 

 

発散不足で熱がこもっている人は

満月の日に免疫力が働き

熱を発散しようする働きも大きくなります。

 

 

身体から排熱していくときは

「臭いの強い排出物」が増えます。

 

例えば

熱くて臭い汗・臭い大便・色の濃い小便ですね。

 

こういったものが出てきて

スッキリ感がある場合は

解毒できているなーと思います。

 

 

夏は「暑さ」や「湿気」といった

「暑湿」という邪が身体に蓄積されやすいです。

 

 

暑湿を溜めたまま

秋を迎え

気温が下がる中で

カゼ(寝冷えなど)をひく。

 

 

専門的には「伏暑秋発」と呼びます。

 

 

まさに今からですね。

 

 

すると悪寒・発熱が不規則に出て

悪寒が消えても発熱が残り

特に夜に発熱しやすくなります。

 

明け方に発汗して

熱は下がるものの

胸の圧迫感や不快感が残り

軟便傾向で出てもスッキリしない・・・

 

 

 

子どもの場合

川崎病なども

この範疇に入る場合もあるように思います。

 

 

症状が出るときは

急激に広がるのが特徴なので

そうならないように

治療しておくことをおススメします。

 

 

コロナで制限のある夏でしたからね。

 

涼しくなってきたこのごろ。

運動を始めるにはちょうどいいかもしれません。

 

 

現代社会の情勢や

季節・天候の移り変わり。

 

そういったものを踏まえながら

未病の段階で

先手先手の鍼をしていきます。

 

皆様が豊かな毎日を送れますように♪

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)

 

今週のお花♪