立冬からの過ごし方
2020/11/07
11月7日は「立冬」です。
本格的に冷え込んできて冬の訪れを感じます。
今から立春の前日である節分までが冬になります。
冬は「振ゆる」「ふえる」季節。
身体が寒さでふるえて縮こまり、引き締まる時期。
これは熱を逃がさない形であり、まさに「陰」のすがた。
「ふえる」は「生命を内に蓄える」という意味。
外側に動きがなくても、土の中では命をうごめいています。
冬は腎臓の季節であり、腎臓は骨を主ります。
春夏に向けて動くための芯を固める、骨を作る時期なんです。
身体の芯がしっかりするような習慣、まずは睡眠です。
睡眠は陰陽では「陰」になり、冬という陰を養う時期には特に大事です。
また午後10時~午前2時は24時間の中では最も陰の時間帯です。
腎臓も臓腑の中では陰の臓腑で、骨も陰のものです。
ひっくるめて陰を養う生活は、
・遅くても午前0時までに寝る。
・昼間は歩いて身体を動かす(陽の要素を加えることで、より睡眠(陰)に深く入れます)
・刺激物など発汗するものを控える
食べ物は、初冬(立冬~大雪(12月7日ごろ))までは、
新蕎麦や新酒は嗜みたいところですね('ω')ノ
他にも、クルミやザクロ、銀杏、柚子なども食べていきたいところ。
煮込み料理が良さげです(^^)/
季節の変わり目は、身体の変化がおもしろい。
鍼して季節に応じた姿に。
さあ、冬を楽しんでいきましょう♪