秋のおとずれ
2020/09/12
9月8日(水)から体調不良の人が続出。
身体の倦怠感、下痢、微熱といった症状が多かった。
東洋医学は天人合一といって、人は常に大自然の影響を受けて生きていると考えています。
で、9月8日は節季では「白露(はくろ)」。
朝日に照らされて光る露が、草木に宿り始める時期。
空気中の水蒸気が、冷えた草木に触れてしずくとなる露を、秋の深まりを感じる目安としていたんですね。
実際に9月8日は、気温が下がりひんやりと感じる1日でした。
夏にしっかり運動できていなかった人や、夏バテで疲れが出ている人は、この時期体調を崩しやすい。
暑くて発汗して熱を発散していた中、急に気温が下がって寝冷えしてしまうパターン。
でもその調整の際に微熱があり、下痢をすることで体内にこもった熱を放出しようとします。
便秘するより下痢するほうがいい。
私の子も、肛門付近が赤く腫れていました。
身体をよく診ると、お尻が冷えていました。
東洋医学的にお尻は、脾(消化吸収能力)や腎(成長・生殖機能)と深く関わりがあるところ。
おそらく寝冷えによって下半身から冷えが入ったんでしょう。
そして大便に負けてオムツかぶれ・・・という感じかな。
そして、ずっと下痢していました。
臭いのある下痢で、下痢が出るたびに、肛門付近の赤みも緩解。
この場合、下痢は生理反応なんです。
だから、下痢止めはNGと考えています。
どんどん、大便を排出して、こもった熱と冷えを排出していくことが大事。
改めて季節の流れは大事だなと腑に落ちました。
子どもは自然のまんま。
いい勉強になりました。
ありがとうございます(^^)/