気ってなんだろう?
2021/12/21
気は目に見えないエネルギーです。
古代の人は、
雲霧・蒸気・呼吸する気などに、
形がないけど、何かあることを知っていたんです。
気は「質ありて形なし」と説いたんですね。
自然界のすべてのものは、
さまざまな「気」から構成される。
これが東洋医学の基礎であり、
「気一元(きいちげん)」という考え方です。
気が最も基本的な物質で、
「すべての運動変化は気によるもの」。
「気」という文字は、
多くに使われています。
電気、空気、磁気、元気など、
目に見えないエネルギーは、
私たちの周りで常に動いています。
昔、ある人が発明王エジソンに、
「あなたは電灯とか
いろいろ発明されていますが、
電気とは一体何でしょうか?」
と質問したんですね。
するとエジソンは
即座に答えました。
「わかりませんな!」と。
ニクロム線に電気を通せば、
熱や光は出ます。
しかし、現代の物理学でも
電気の実態とは何かは、
わかっていないんです。
在ることはあるが、
見ることはできない。
他にも、
気が利く
空気が読めない
気が短い
元気がない
など、日常茶飯事で使われる「気」。
生きる上で、
知らぬ間に気を感じています。
身体においても、
気の働きは常に動いており、
全身バランスよく気が巡ることが
健康となります。
逆に、病気というのは、
身体の中の「気の偏り」が
原因となります。
好きな人を前にして、
顔が赤くなるのは、
「気が上がって顔で停滞している」状態。
食べ過ぎてお腹が張るのは、
「お腹で気が停滞している」状態。
足が浮腫むのは、
「足の気が停滞して、
結果的に水が停滞している」状態。
そんな、アンバランスな状態を
伝統あるさまざまな診断方法を駆使して、
根本を見つけて治療する。
詳しくはこちら↓
また、捉えた情報を
できるだけ言葉に、
論理的に整頓しています。
診察(問診や触診など)
↓
診断(現在こういう状態です)
↓
施術(最も効果の高いツボに施術)
↓
確認(この治療が正しかったか確認)
鍼1本ゆえに、
効いているかどうかが
はっきりわかります。
鍼灸で治るということは、
自分の力で立ち上がり進んでいくこと。
鍼灸は気功とは違います。
こんなことしません(笑)
その人の気の状態や偏りを診て、
どうありたいのかを感じて
鍼をするだけ。
あくまで私は松葉杖のような存在かな。
治っていく
楽になっていく
というのは、
あなたが自分の意思で選択して
自分のありたいように進めている
ということなんです。
人生を楽に生きるには
目に見えるものだけではなくて
「気」の存在を、
知っている方がお得。
先ほどの電気と同じですね。
電気の実体を知らないながら、
これをうまく使って利益を得る。
気という実体のないものに
なんとなく気づいていくことで
健康
人間関係
スポーツなど勝負事
など、円滑に進めることができる。
生きていく上での
不都合をなくしていくことに
大きく役立ちます。
お身体を診ていて思いますが、
多くの人が自分に眠る能力を
最大限発揮できていません。
病気を形成していくエネルギー(気)を、
本来使うべきルートに戻してあげると、
その人の可能性がどんどん広がります。
なんかいいこと書いてる気がする('ω')笑
今日もいい鍼できました。
最後までお読みいただきありがとうございました。