芒種(ぼうしゅ)
2021/06/09
6月5日、二十四節季は「芒種(ぼうしゅ)」です。
(二十四節季は1年間の太陽の動きを24等分しています)
「芒」は稲や麦などの穂先にある硬い毛のこと。
「芒種」とは、「芒をもつ植物の種をまく時季」という意味。
実際はまき終えていますけどね(笑)
平年、この頃から梅雨入りになりますが、
今年は近畿地方は5月15日が梅雨入りでしたね。
湿気が多く暑い日もありますが、まだまだ気温の低い日もあります。
最近も冷えが入って、体調を崩す方が多くみられました('Д')
この時期、油断するんですよねー。。。
寝冷えには注意しましょう('ω')ノ
この時期は、「梅」がおススメです。
梅を制する者が夏を制す、とも言うくらい(^^)/
梅は酸味が強く、収斂(しゅうれん)といって引き締める作用があります。
梅の効能として、
生津止渇(せいしんしかつ)
➡唾液などの分泌を促進して、口の渇きを止める
斂肺止咳(れんぱいしがい)
➡肺の機能を回復させて、空咳を止める
渋腸止瀉(じゅうちょうししゃ)
➡腸の機能を回復させて、下痢を止める
といったものがあります。
簡単に、
汗など体液の過度な漏れを防いで、潤してくれる働きがあります。
もちろん、運動していることが前提(笑)
私も最近テニスを再び始めましたが、
運動後は酸味が欲しくなりました(^^)/
逆に家でじっとしている時は、欲しくならない(笑)
あるいは、カゼをひいて発汗しないといけない時は欲しくなりにくいものです。
やっぱり自然の摂理は面白いです。
他にも、
薄荷(はっか)
紫蘇(しそ)
もおススメです。
現在、受付に薄荷スプレーを置いていますので、ぜひお試しください♪
マスクにかけるとスッと清涼感があります。
紫蘇は肺を温めてくれる働きがあるので、
クーラーが効いている部屋で咳が出やすい人におススメです♪
紫蘇ジュース、私は大好き(^^)/
学生時代、母がよく作ってくれていたのを思い出します。
美味しかったなあ(´▽`)
梅雨時期、湿気が増えてくると、
皮膚が湿気で包まれてしまいます。
そうすると呼吸器と泌尿器に負担がかかりやすい。
実際に、息苦しかったり、足がむくみやすい方も多いと思います。
身体をよく見ると、
坐骨神経周辺の筋肉や肩甲骨周りが固まっています。
お尻周りの緊張が緩むと、息が楽になりますよ♪
積極的に身体を動かしていきましょうね!
この写真を見て、「美味しそう」と思えたら、
夏らしい生活を送れています(笑)
おかげさまで今日もいい鍼できました。
最後までお読みいただきありがとうございました。