春分の日
2021/03/20
本日3月20日は春分の日。
春分の日は、「自然をたたえ、生命をいつくしむ」日として国民の祝日となっています。
昨日も足元にタンポポを見つけて「春だなー」と、なんだか嬉しくなりました♪
春分の日は昼と夜の長さがほぼ均等になり、明日から少しずつ日が長くなってきます。
春本番です(^-^)
お彼岸ということもあり、お墓参りにも行ってきました。
あいにくの天気でしたが、桜は咲き始めていますね♪
春は東洋医学的に「肝臓」が旺盛になる季節。
※西洋医学的な臓器ではありません。
肝臓は目・筋肉と結びつきが深いです。
なので、デスクワークなど目を酷使したり、運動不足で筋肉を動かしていない人は、春の気に乗りにくくなります( ゚Д゚)
特に目を使いすぎる人が、この時期は体調を崩しやすいですね。
スマートフォン、パソコン、ゲーム。
もちろん、便利だし、使うこと自体は問題ないのですが、依存症に近い方もいらっしゃいます。
しかもけっこう、無意識なケースが多い。
何かストレスを感じたり、空き時間ができると、すぐスマートフォンを見る。
別に用事もないのに、見ないと気が済まない。
など、度が過ぎてしまうケースもちらほら。
さらに問題なのは、目の酷使を続けると興奮状態になり、身体の声が聴こえにくくなります。
正常ならば、目の疲れ、肩こり、顔や頭皮の緊張、を感じるもの。
そういった自覚症状があって、「あっ、目の使い過ぎだから休憩しよう」となるんですね。
でも気を張りすぎていたりして、その自覚がないと、緊張がほどけないまま就寝することになります。
横になってホッとしたときに、緊張が勢いよくほどけて、頭痛やめまい、動悸、不安感、焦燥感、寝つきが悪いといった症状が出やすかったりします。
でもこういった症状でさえ、しんどいけど出ているうちは、まだ大丈夫(^-^)
症状が出なくなってきたときが、重たい病や難病に繋がる可能性が高いので、要注意かなと思います。
私も普段、治療院内で過ごすことが多いので、運動不足気味。
開業したての頃、今思えば、めちゃくちゃ頑張っていた時期の年末に、お腹がよじれるくらい痛くなる時がありました。
笑ったらお腹の筋肉がちぎれるような痛み。
年末の「ガキの使いやあらへんで」は、私が罰ゲームを受けている気持ちになりました(笑)
年末緊張が緩んでカゼをひいて、冷えが深いところに入ったのが原因だったのですが、
頑張りすぎて、緊張を圧縮していくと、そのツケとして大きな症状が出ます。
で、症状が出てリセットすることで、また元気になるんです。
運動不足気味で、なぜかわからないけど急にしんどくなるんですって方は、まず目の使い過ぎに気をつけましょう(´▽`)
春は柑橘の季節でもあります。
春の歩みとともにいろんな柑橘が出回ります。
みかん寿司など、酢の代わりに柑橘を使う郷土料理もあり、この時期柑橘系は料理には取り入れたいですね(^-^)
また、ヨモギもいいんです(^-^)
「良薬は口に苦し」ですが、食べておいしい薬草です。
春の味覚は、苦みとともに、酸味も欲してくるもの。
私も、テニスをしているのですが、適度に運動した後は酸味が欲しくなります。
また苦みが美味しく感じます(^^)/
逆に運動不足の時は、どんどん気が張ってくるため、甘い物が欲しくなります(笑)
でも、運動不足で熱がこもっている時に、甘い物を摂ると気分はホッとするのですが、身体が重くなるのが分かります。。
ただ、食べたいものは全然食べてもかまいません。
江戸時代の学者、貝原益軒(かいばらえきけん)も「好物を少量とる」ことを養生にしており、私もこの意見に賛成です。
好きなのは美味しくほどほどに食べる♪
最後に、やっぱり運動は大事!
ウォーキングして日光浴びて、視野を広げていきましょう(´▽`)
春は、踵(かかと)や仙骨(せんこつ)が硬くなりやすく、それを解消するためにも歩きましょう!
視野を広げて、桜を楽しんだり、「なんかここいいなぁ」って場所を見つけて楽しむ♪
本格的な春を楽しんでいきましょう♪