料理と鍼灸は似てる
2020/10/21
先日、炊き込みご飯を食べてふと思った。
いろんな材料が入っていて、すごく美味しい。
材料の個性が協力し合っているというか、、、
違うな、協力というより、結果的にまとまってる感じ。
もちろん、まとめてくれている作り手がいるからなんだけど、食べていて深さがありました。
ふと、鍼が頭に浮かんで。
内臓から経絡という通り道をとおして、体表のツボに繋がってるのですが、そのツボも様々な効能・意味があります。
多くの情報量を整理して、最も相応しいツボに治療をするのですが、料理に似ているんですね。
美味しい料理を作るために、まずその人を知る。
国籍や住んでいた環境、どういったものが好きで、またなぜ好きなのか。
そこから材料を探して、調理方法に工夫を加えてその人が喜ぶような、気が伸び伸びするような一品を作る。
一か所に一本の鍼。
だけどその一本には、多くの材料を、工夫を重ねた調理方法で、胃の気という生きるための力を高めます。
深い深在意識から喜んでもらえるような究極の一本。
職人冥利に尽きます。
今日はめちゃくちゃいい鍼ができました。
めちゃくちゃ嬉しい。
明日も明後日も、毎日自分を更新していきます。
ありがとうございました。