子どもから学ぶこと④
2024/07/23
梅雨に入ってからの子どもたち。
蕁麻疹や口内炎、湿疹、鼻血といった症状がよく出ました。
脈をみると
湿気で胃腸が弱り(脾虚)
弱ったところ(粘膜)に熱がこもり(内熱)
深部体温を下げられず眠りが浅い状態(腎虚)。
そこにクーラーなどの冷え(表証)
が加わり発症していたと感じました。
治るにはぐっすりと眠れることが大事。
除湿機を使ったり、
クーラーの温度や風向きを調整して
直接風が当たらないようにしました。
症状が出る前は、食欲が落ちて睡眠欲が勝ちます。
そんな時は、食べてる途中でいらないと言ったら
早く寝かせます。
「今日は早く寝たら、明日パワーアップしてるで」
「筋肉つくし、足も速くなるで」
と言うと、寝てくれます(笑)
さすが男の子。
強くなることに憧れがある、うちの子たちです。
次男はケインコスギを目指しています(笑)
食べ物はお米を中心。
甘いお菓子や冷たいものは控えめがいい。
冷たいものの過食やクーラーで冷えが入ると
機嫌が悪くなり、反抗的になります。
冷えることで逆に胸に熱がこもるところが出てきて
身体のバランスが崩れるんですね。
東洋医学では「冬病夏治」という言葉があり、
夏に冷えをとり
身体の循環を良くしておくことで
冬に身体を温める余力があって
病を防ぐことができるとあります。
この時期の鍼、オススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。