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2023/01/18

遅くなりましたが、

あけましておめでとうございます。

 

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

さて、

新年早々

私は子どもたちの「表現」が気になっていました。

 

 

例えば

「ごめんね」

と言うと

「いいよ」

と返す。

 

 

ここで長男は

「ごめんねって言ってるのに

いいよって言ってくれへん!」

 

って怒ってました。

 

 

何か変だなーと思いました。

 

 

こういう時は

こんな風に言うんやでと

「表現」の仕方を伝えたつもりが

 

こう言うとこう返さなあかんねん

 

という社交辞令のような形になっていたんです。

 

 

ということは

本当に悪いと思っていないし

私たちの機嫌を損ねないように

「表現」しているということになる('Д')

 

 

・・・子どもたちにとって

悪いと思っていないのに

謝りなさいというのはきっと違うんだろうな。

 

 

いつからか

悪いと思ってなくても

自動的に口から出る「すみません」。

 

 

そこに意味はあるのか(笑)

 

子どもたちからしたら

違和感だらけの「表現」でしょうね。

 

 

人間として「ごめんなさい」を言う時は

 

「自分は正しいことしたと思ってんけどな。

やけど相手を傷つけてしまって戸惑ってる。

その辛さはわかるねんけど・・・

相手に負けた感じがするし、腹も立つ」

 

みたいないろんな複雑な気持ちが揺れ動いて

「ごめんなさい」

だと思うんです。

 

 

それを伝える側が分かったうえで

どう伝えていくか。

 

 

日本国語大辞典には表現は

 

①外にあらわれること

また、外にあらわすこと

 

②内面的・主観的なものを、表情、身振り、言語、音楽、絵画、造形など、外面的感性的にとらえられる形式によって、伝達できるようにすること。

 

 

 

外にあらわれること、と

外にあらわすこと、は全然違うような!(笑)

 

 

 

 

子どもたちはその瞬間瞬間に

外にあらわれる「生きた言葉」をくれる。

 

 

それがすごく感動するし

腹が立ったりもする。

 

 

「生きた言葉」は人の中にある

深いものを動かしていく力がある。

 

 

 

それを大事に

大切にしていきたい。

 

 

そんなことを考える年明けでした('ω')

 

 

 

 

 

今年もいい鍼していきます♪

寒い日も公園で遊んでます。

小高い丘を行ったり来たり。