五味②
2022/12/20
さあ次は「苦み」です。
苦みには大きく、
「瀉(しゃ)」と「燥(そう)」の働きがあるとされています。
瀉とは毒(熱など)を排出する働きのこと。
燥は、余分な水分を排出する働きのことです。
夏のことを想像してほしいのですが、
気温が上がり、湿気も増えてきますよね('Д')
東洋医学ではそういった気候の変化が
身体に大きく影響すると考えます。
自然界の変化に対応できないと
身体に異変が生じると考え、
原因に合わせて
暑さが影響していると「暑邪(熱邪)」、
湿気の影響が強いと「湿邪」といった表現をします。
そんな中、苦みの代表と言えば
ニガウリ(ゴーヤ)ですかね('ω')ノ
私も熱がこもっている時は
ゴーヤが食べたくなります。
ゴーヤチャンプルやゴーヤの酢漬け。
大好きです。
個人的に胸にこもっている熱がほどけて
スッとして気持ちいいんですね。
瓜系ではキュウリもありますが、
胃腸を冷やす力も強いので
食べ過ぎると下痢するように思いますね。
他にもミョウガやピーマンもいいですね!
面白いのが「帰経(きけい)」といって
同じ苦みでもどの臓腑に作用するのかが違います。
ケールも苦みがある食べ物ですが、私は苦手です(笑)
美味しい・不味いといった感覚は
けっこう奥深い意味があるんです(^-^)
みなさんもいろいろお試しください♪
次回は「甘み」の巻♪