五味①
2022/12/13
東洋医学では「五味(ごみ)」といって
飲食物から感じる味を大きく5つに分けます。
酸(すっぱい)
苦(にがい)
甘(あまい)
辛(からい)
鹹(しおからい)
どういったものが好きで
逆にどういったものが嫌いなのか。
またそういったものを食べると
どうなるのか?
これで現在の体質を知ることができるんです('ω')ノ
酸は「引き締める」働きがあります。
「すっぱ!!」って感じるときに
身体がキュッと縮こまる。
あの感じです!
東洋医学では酸味は血を補う作用があると考えます♪
東洋医学の血(けつ)は
身体を潤わせる働きのことを指し、
視覚などの感覚や
運動機能を正常に作用させる働きがあります(^^)/
血が不足する状態を「血虚(けっきょ)」といいます。
そうすると乾燥が!
ドライアイなどの眼精疲労
乾燥肌
白髪が増えたり髪が抜けやすくなったり・・・
美容には十分な血が必要不可欠です('ω')ノ
私もテニスをしていて
左足首をひどくねん挫したときがありました。
激痛で歩けず(笑)
この時寝不足で疲れが溜まり
血虚の状態だったのを覚えています。
足が血虚の状態だと
怪我もなかなか治らないもの。
ねん挫で動けなくさせることで
「しっかり休息をとりなさいよー」
と身体が伝えたかったのかもしれません(笑)
私は寝不足の時に
お肉や脂っこいものを食べると胃もたれします。
お肉類や脂ものは
「陽に偏る食べ物≒発散させる食べ物」なので
血(潤い)が少ないと乾燥が進んでしまいます。
ですが・・・
梅干しやもずく酢など酸っぱいものと
一緒に食べると食欲が出て胃もたれしません。
不思議なものですよね(^-^)
酸味を欲している時は
しっかり睡眠を取るようにしましょう('ω')ノ
次回は「苦み」の巻♪