新年のご挨拶

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新年のご挨拶

2020/01/06

七草粥

寒の入り

明けましておめでとうございます。

1月6日は「寒の内(かんのうち)」の初日で、「寒の入り」です。

寒の内は、節季では小寒と大寒を合わせた期間で、一年で最も寒くなります。

インフルエンザなどカゼが猛威を振るう時期ですね。

 

1月7日は、有名な七草粥の日。

春の七草と呼ばれる、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。

厳密には、七草は鎌倉時代の書物に記された名前で、セリとスズナは現代でもわかりますが、その他は、

ゴギョウ=ハハコグサ、ハコベラ=ハコベ、ホトケノザ=タビラコ、スズナ=カブ、スズシロ=大根、となっています。

 

七草粥は春の七草、すなわち春の陽気を含んだ草とも言えます。

寒さに負けずに芽吹いた陽気を身体に取り入れることで、健康を願う習わしです。

 

この時期にカゼをひくということは、免疫力が落ち身体が冷えに負けてしまう、ということです。

特に仕事納めで気が緩み、正月に暴飲暴食をして、ガタっと体調を崩しカゼをひく方も多い。

 

まだまだ寒くなるこの時期、お風呂に入った後は、すぐに髪を乾かしましょう。

東洋医学では上背部から頭にかけてに部位が、カゼが出入りしやすいところと考えられています。

濡れた状態で寝てしまうと、その部位から冷えが入りカゼをひきやすくなります。

 

またゾクゾクと悪寒がしたときには、早めに就寝しましょう。

寝ている間に寝汗をかいて治るケースが多いのですが、寝冷えするとぶり返しますので、背中にタオルを挟むと効果的です。

 

年始を快適に過ごすため、早めの治療をオススメしています。

今年もどうぞよろしくお願いします。