秋という季節
2019/09/25
秋と鍼灸
9月23日、秋分の日を迎えましたね。
風の感じもひんやりと秋らしくなり、空も高くなってきました。
この時期は汗をかく量が減ってきますので、体内の熱が発散しにくくなってきます。
運動不足の方など夏で発散しきれずに残った体内の熱が、強くなってくる時期なので、体内の乾燥が強くなりやすい。
秋は気候でも乾燥しやすい時期になり、東洋医学的には肺・大腸が特に乾燥の影響を受けます。
喉や気管が乾いて咳が出たり、大腸のうるおいが不足すると大便が硬くなりやすくなります。
肺は皮膚との関りも深いので、アトピー性皮膚炎が酷くなる方も多いですね。
といった感じで、実はひとつ前の季節の過ごし方が、養生に繋がるわけなんです。
夏はしっかり運動して発散することが大事でしたが、この秋の時期は夜しっかり寝ること。
陽から陰に向かう季節ですので、心身ともに焦らずゆっくりと過ごすことが大事です。
気候の変化に体を合わせることが何よりの養生。
その時期、その人に合わせた鍼。
今日もいい鍼していきます(^^)/