環世界
2021/01/29
ユクスキュルの「環世界」。
自分にとって意味あるものに目が行く。
モンシロチョウは午前中は交尾のためにキャベツ畑を飛び回って、花には目もくれない。
しかし、午後は空腹になるのか、花の蜜に目がいく。
「急に見え始める」。
人間も同じ。
「自分にとっての世界」が、「環世界」。
同じ場所に立って、同じ風景を見ていても、見るポイントがみんな違う。
そう考えると、自分が見ている世界を、意識ひとつで自由に変えることができる。
まさに陰陽。
一部を見ずに全体をそのまんま受け取る。
そうやって、常に太極を意識して、ど真ん中に。
そのまんまのあなたを受け取ることが、治療の第一歩。