望診④

左手で気の動きをとらえていても、右手に鍼を持った瞬間、その世界観が崩れやすい。

極端に視野が狭くなるのがわかる。

鍼を持った瞬間、あれこれ思考が働く。

 

あーまだまだだな。

まだ「刺そう」と思っている自分。

 

あくまでツボに合わせて、鍼を置くだけなのに。

身体が勝手に動くように。

刺そうとしなくても、気が付けばツボに鍼が入っているように。

 

めっちゃ調子いい時は、これができる。

自分の身体が勝手に動いているのを、別の自分が見ている感じ？。

そういう時は、鍼し終わった後、自分もすごく気持ちいい。

 

この状態にいつでも入れるようにしよう。

俗にいうゾーンってやつかな。

 

そのために自分の身体の癖に気づいて、

ゾーンに入りやすい条件を探していこう。

集中あるのみ。