望診

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望診

2020/02/19

「天」という字が浮かび上がってくる

望診で気を診るときのイメージは、マジックアイに似ている。

その状態をキープしたまま、奥行きを見ると、より深いところが見えた。

マジックアイの状態を崩さないようにしながら、体表観察。

 

特に腹部。打鍼。

相曳き、負曳きの時、どうしても手に意識がいって、何してるかわからなくなっていた。

でもマジックアイをキープしたままだと、気の動き方がよく見えて、どこで終わればいいかわかった。

 

見よう意気込むこちらからのアクションが、余計な緊張を生む。

いわばLook「目で視る」状態。

マジックアイをしていると、「物体ではないところ」にピントが合う。

それがSee「(自然と)見える」状態のこと。

すると余計な力が抜けて、そのまんまの相手の状態を受け取りやすくなる。

 

鍼をするときは、またLookに戻りやすい。

再びSeeの状態に戻して、相手がツボがどうありたいか見る。

Seeを崩さないように鍼。

この積み重ね、現在進行形です。