十日えびす
2020/01/15
今宮戎神社の十日えびすに行ってきました。
七福神の一員でもある恵比寿が、商売繁盛を願ってニコニコ笑顔を振りまく日。
またニコニコしている福娘さんを、写真に収める生き生きしたおじ様たちも名物。(笑)
福の神である恵比寿ですが、もともと「エビス」は異邦人とかよそ者、を意味する言葉だとか。
大昔では浜辺に上がったクジラやイルカなどを、豊漁をもたらす聖なる存在、「エビス」として祀っていたとのこと。
多くの方が持っていたのは、「笹(ささ)」。
この笹は「福笹」と呼ばれていて、小判や米俵といった縁起物を結び付けて、あらゆる福を招くお守りとなっているんです。
今宮戎神社では「商売繁盛で笹もってこい!」と繰り返す「えびす囃子(えびすばやし)」を流すのが有名です。
ただ・・・参拝のときはすごい数の人なので、その福笹が当たってチクチク痛い(笑)
そして、なんか雰囲気に圧倒されちゃいます。
もともと、私は田舎育ちでマイペースなので、人混みに不慣れ。。。
どっと疲れちゃいますが、達成感はありますね(^^)/
いろんな出店がありましたね。
鮎の塩焼きやげそ焼き、肉厚タン塩が美味しかったし、
機械による手相占いや、龍のひげ飴が気になりました。
恵比寿さんを見ていて思いますが、いい笑顔。
いろんな人の顔を見ていましたが、笑顔もいろいろ。
大きく声を出して笑う人、クスっと控えめに笑う人、ニヤッと笑う人、クシャっと笑う人。
笑顔も個性がある。
笑う時間って大事。現代日本でお笑い番組が流行る理由もわかる。
朝起きて、鏡に向かって笑顔を作ると、「いいことがあった」と脳が勘違いして、
幸せホルモンがいっぱい出ると脳科学者の方が話していましたね。
東洋医学的には「心の臓」が喜びという感情に大きく関係していて、笑うことは気血の巡りを促します。
また、感謝する習慣がある人は、いい笑顔になりやすい傾向にある気がする。
当たり前のことに感謝すると、口元が緩んでくる。
ちょっと頑張りすぎてたなーって肩の荷が降りる。
笑うと緊張が緩みます。
今の生活に、少し「緩み」を入れてみてはいかがでしょうか。
今日もいい鍼できました。鍼して緩んで、いい笑顔になりますように。