無意識に風邪(カゼ)ひいている方が多い
2019/11/08
11月8日、本日で立冬です。
暦上、冬がやってきました。
本格的に冷え込む時期で、カゼの方も多いですね。
流行りに乗るように我が家も全員カゼひきました(笑)
医者の不養生、恥ずかしいですが、カゼからもたくさん学ぶことができました。
東洋医学では、風邪を六経弁証と衛気営血弁証というモノサシでカゼの段階を見ていきます。
また、東洋医学ではウイルスや細菌の種類は、あまり参考にしないのが特徴です。
そのウイルスや細菌がもっている性質(性格)を見ていくのです。
寒熱といって、大きく冷えのカゼなのか、熱のカゼなのかをみます。
冷えならば、まず悪寒(ぞくぞくした寒気)があるし、熱ならば、いきなり発熱や喉の腫れが出てきます。
寒熱をかみ分けて、そこから、どのくらいの深さまで風邪が入り込んでいるか。
風邪と戦える免疫力はどれくらいあるのか。
そういったところを見て、加勢できるように鍼をします。
あまり知られていませんが、カゼには鍼灸がめちゃくちゃ効きます。
この時期なんか体調が優れない・・・って方は割とカゼが絡んでいることも多いです。
冷えないように工夫しながらお過ごしください。