ふとした疑問(関口)

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ふとした疑問(関口)

2026/02/06

こんにちは。
皆さんは日々の中で「なんでだろう?」と疑問に思うことはありますか?
私はその頻度がとても多い方で何でもすぐに調べたくなります。(笑)
そしてどんどん深堀して知識を増やすことが好きです!
 

 

私は今年の秋から家庭菜園を始めたのですが、
葉物は虫さんたちにたくさん食べられて残念な結果に。
しかし根野菜は順調に育ってくれています。

農業にも興味が出てきた時に
「農家さんって、年齢を重ねても元気な方が多いな」と
その理由を考えてみた時に思い浮かんだのが、
“季節に合わせた生活をしているからではないか”ということでした。

 

 

人の身体は、季節の影響を強く受けています。
東洋医学では、人の身体は自然の一部で、
季節の流れと深くつながっていると考えます。
 

今の季節である冬は、外に向かって頑張る時期ではなく、
身体を休め、力を溜める時期です。
これは、農業の考え方ともよく似ています。

冬は「がんばらない」ことで元気を守る季節。
冬は、日が昇るのも遅く、日照時間も短くなります。
農家の方も、夏のように朝から晩まで作業をすることは少なくなり、
身体をゆっくり休めながら、次の春の準備をします。

 

東洋医学では、冬は「生命力を蓄える季節」とされています。
無理をせず、早めに休み、エネルギーを使いすぎないことが、
春を元気に迎えるためにとても大切なのです。

 

 

冬は、身体の巡りがゆっくりになります。
寒さだけでなく、冬は自然界全体が静かになる季節です。
人の身体も同じで、血の巡り、
身体の中の水分の流れがゆっくりになりやすい時期です。
 

そのため、むくみ、だるさ、肩こり
胃腸の不調などを感じやすくなります。

 

 

農家の暮らしは、この「冬はゆっくり」という自然の流れに逆らいません。
だからこそ、身体に無理がかかりにくいのではないかと感じます。

 

夏と冬で、生活のペースが自然に変わっている。
夏は日が昇るのが早く、農家の方は朝早くから活動します。

これは、夏は身体も動きやすく、外に向かいやすい季節
という東洋医学の考え方に合っています。

 

一方、冬は活動を控え、身体も土も休ませる時期。
畑を休ませ、種を蒔く準備をするように、人の身体も静かに次の季節を待つ。
そんな暮らしが、自然と身についているのだと思います。
 

 

冬に不調を感じるのは、自然なことです。
冬に疲れが取れない、なんとなく元気が出ない、身体が重いと感じる方は多いです。
それは決して悪いことではなく、
身体が「今は休みたい」と教えてくれているサインかもしれません。

 

少し早く寝る、無理な予定を入れすぎない、身体を冷やさない
そんな小さなことで、冬の不調はやわらぎやすくなります。

 

 

季節に合わせて、身体と付き合っていくことの大切さ。
農業のように、自然の流れに合わせた暮らし方は、
私たちの身体にもやさしいものです。

 

鍼灸も、その季節、その人の状態に合わせて身体を整えていく治療です。
冬の不調が気になる方は、どうぞ無理をなさらず、
身体を労わる時間を大切にしてくださいね。

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