ジャンキーなもの
2021/10/13
たまにジャンクフードを食べたくなる時ってありますよねー。
久しぶりに某ファーストフード店でハンバーガーとポテトを食べました。
テイクアウトにしたんだけど、車内は臭いでぷんぷん(笑)
東洋医学では、臭いの強いものは、
「熱」をこもらせやすいと考えます。
例えば油脂物、ニンニクやネギ系などですね。
久しぶりに食べると身体が熱くなってきて、
さすがジャンクフード!と思いました。
でも食べた後は、
「うまかったー!!」と気分はつらつ(笑)
東洋医学を嗜んでいる立場からは、
添加物や化学調味料が多い物はあまり推奨しません。
なぜなら「自然体」になることが健康と考えるから。
人工的なものは人間に手っ取り早く刺激を与えるもの。
自然的⇔人工的
と考えるんですね。
でもね。
私は、
「食べたいものを食べたいときに食べる」
ことも大事だと思うんです。
だってジャンクフードを食べた後の、
満足そうな顔を見ると、
どうしても「悪いもの」とは思えない(笑)
そもそもこの世に存在しているもので、
本当に不必要なものってあるのかな。
私が思うにジャンクフードは、
「人間の欲求を素直にさせる」手っ取り早い方法。
みんなあるじゃない。
普段思ったことが言えなかったり、
人の顔色見て動いたり、
自分がしたくないことをしたり。
そのうち、
我慢を開放したくなる時がきます(笑)
それがジャンクフードを食べたいとき。
人間はストレスがかかると、
「気滞」といってエネルギーの停滞を起こします。
これが凝りの原因ですね。
で、気滞が長く続くと、
エネルギーがどんどん凝縮されます。
そして熱を発生させます。
これを「化火」といいます。
炎症などの原因ですね。
この熱を発散させるにはどうしたらいいか。
・・・着火剤があったらいいよね。
それがジャンクフードの「粗悪な油」。
粗悪な方が荒々しく熱を動かす。
火に油を注ぐことで、大炎上してリセットをかけるんです。
そうやってバランスをとって、
明日も頑張れるんなら、
私は全然許しちゃう。
「先生、あかんのわかってるけど食べちゃったー」
って素直に来てくれる人って愛嬌がある(笑)
頑張っているからジャンキーなものが欲しくなるんです。
私はその人が頑張ってるものを応援したいし、
純粋に頑張っていることにすごいなと感じる。
その人がどういったことを頑張っているのか。
その頑張っていることがより円滑に進むお手伝いを、
鍼を通じてさせていただいております。
鍼にはほんとにすごい力がある。
今日もいい鍼できました。