変化することが感動を呼ぶ
2019/12/04
変化を楽しむことの大切さ
風姿花伝の「花」
先日、20年ぶりに天王寺動物園にいきました。
すごく綺麗になってびっくり!
息子も初めての動物園に大興奮。
特にオオカミとタヌキに釘付けでしたね(笑)
その後は、大阪府堺市の利晶の杜というところで、イベントがやっていました。
地元の食材を使った、食イベントです('ω')
特に、シラス丼が絶品。
ガッチョのから揚げも美味しかったです('ω')ノ
さて、前回の続きですが、風姿花伝には、「花」という言葉があります。
能の演技によって役者が輝く瞬間を「花」と呼ぶ。
花は四季折々に咲くもの。
そのときそのときで常に新鮮な感動を呼ぶから、花を愛する。
一つのものに留まり続けることがないから感動する。
と世阿弥は書いています。
東洋医学でも「気一元」という考え方があります。
あらゆるものは気でできているという考え方。
目の前にある物、いすや机、新聞紙、あらゆるものが気からできている。
気は運動して止むことがないという性質があり、ずーっと動いています。
当然、人間の身体も、気からできています。
静止していても、ある種の運動が起こっています。
鍼をするってことは、気を巡らすということ。
気が滞っていたり、不足して流れが悪いところに合わせて鍼をして気を通じるようにしていきます。
個人的に、気が通ったときは「おおっ!!!」ってすごく感動するんですよね!(^^)!
これも風姿花伝でいえば「花」なのかな。
気が大きく変化する一瞬が、感動して楽しくなってくるんです♪
鍼灸師として遣り甲斐を感じる瞬間ですね!
変化することに感動がある。
こうなったらどうしよう、とか変化を不安に思う人も多いかもしれません。
でも変化することは当たり前だから、変化を恐れない。
どんな変化であっても、良いとか悪いとかはない。
必ず成長している。
・・・って私は思いますね(^^)/
今日もいい鍼できました。