節分は冬と春の境界線

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節分は冬と春の境界線

2020/02/04

節分と鬼

2月3日は節分!

2月4日は立春で、暦では春が始まります。

昔は、立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と呼んでいたそうです。

その中でも、春の到来を正月と並ぶ「はじまり」として、特に大切にしたことからこの日だけになったんですね。

 

昔から季節と季節の間には、災いや邪気が忍び込むものとされてきました。

みなさまも、季節の変わり目に体調を崩す方多いですよね( ゚Д゚)

そんな災いや邪気のことを、「鬼」と呼んでいました。

鬼は人に悪さをしたり、また目に見えないもの、という意味の「隠(おん)」に由来します。

 

昔から鬼など悪いものは、丑寅(うしとら)の方角(北東)、からやってくるものと考えられており、

そのため鬼のイメージは、牛の角と虎の牙をもっているとのこと。

 

豆まきは「魔(ま)を滅(め)する」の語呂合わせ。

豆をまいて鬼を払ったあとは、自分の年齢と同じ数だけ食べる「年取り豆」や恵方巻きで無病息災を願うんですね。

 

また、鬼が苦手とするイワシ。

焼いたイワシの頭をヒイラギの枝に刺して、玄関に飾る「やいかがし」もおまじないのひとつです。

ヒイラギの尖った葉が、鬼の目を突くんだとか(';')

おもしろいですよね~(^^♪

 

 

うちの子は豆をまくより食べる方に執着('ω')ノ

どうやらまだまだ無邪気なようです(笑)

 

鬼は外、福は内。

いずれ鬼とも仲良くしたいものです。

というのも、この時期の鬼は東洋医学的には「冷え」のこと。

大寒を経て、新たに春を迎える前に、冷えを払いましょうってこと。

 

鬼も隙があるから入ってくるだけ。

そういった隙をなくす。心身の養生法こそ、鬼と仲良くする方法かな。

きちんと養生ができてきたとき、鬼という概念は消え、また病気という概念も消えそう。。

 

 

よっし。春からは皆さんの身体が変わってきます。

その変化を見逃さずに、季節と身体が合うように調整していこう。

春の鍼、始まります(^^)/